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  1. 各務原市議会 1995-08-11
    平成 7年第 4回臨時会−08月11日-01号


    取得元: 各務原市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-30
    平成 7年第 4回臨時会−08月11日-01号平成 7年第 4回臨時会             平成七年第四回各務原市議会臨時会会議録         ──────────── ● ───────────── 各務原市告示第六十四号  平成七年第四回各務原市議会臨時会を次のとおり招集する。   平成七年八月四日                           各務原市長 平 野 喜 八 郎 一、期  日  平成七年八月十一日 二、場  所  各務原市議会議事堂 三、付議事件  1 工事請負契約締結について((仮称福祉里建設に伴う建築工事)         2 工事請負契約締結について((仮称福祉里建設に伴う機械工事)         3 工事請負契約締結について((仮称福祉里建設に伴う電気工事)         ──────────── ● ─────────────           議   事   日   程                         平成七年八月十一日(金)午前十時開議 第  一、会議録署名議員指名 第  二、会期決定 第  三、議第五十七号 工事請負契約締結((仮称福祉里建設工事に伴う建築工事) 第  四、議第五十八号 工事請負契約締結((仮称福祉里建設工事に伴う機械工事) 第  五、議第五十九号 工事請負契約締結((仮称福祉里建設工事に伴う電気工事
            ──────────── ● ───────────── 〇諸般報告 一、議案提出一、専決処分報告 一、例月出納検査の結果報告         ──────────── ● ───────────── 〇本日の会議に付した事件 第  一、会議録署名議員指名 第  二、会期決定 第  三、議第五十七号 工事請負契約締結((仮称福祉里建設工事に伴う建築工事) 第  四、議第五十八号 工事請負契約締結((仮称福祉里建設工事に伴う機械工事) 第  五、議第五十九号 工事請負契約締結((仮称福祉里建設工事に伴う電気工事) 一、委員会付託省略(第三、議第五十七号から第五、議第五十九号まで)         ──────────── ● ───────────── 〇出席議員(二十八名)                             一  番  関   浩 司 君                             二  番  小 沢 美佐子 君                             三  番  今 尾 泰 造 君                             四  番  神 谷 卓 男 君                             五  番  古 田 澄 信 君                             六  番  松 本 終 市 君                             七  番  平 松 幹 正 君                             八  番  後 藤 幸 夫 君                             九  番  小 島 軍 司 君                             十  番  横 山 隆一郎 君                             十一 番  阿 部 靖 弘 君                             十二 番  伊 藤 正 博 君                             十三 番  真 谷   碩 君                             十四 番  末 松 誠 栄 君                             十五 番  藤 井 国 雄 君                             十六 番  加 藤   操 君                             十八 番  川 島 勝 弘 君                             十九 番  長 縄 博 光 君                             二十 番  河 田 久 和 君                             二十一番  中 村 幸 二 君                             二十二番  森     縋 君                             二十三番  相 沢 正 人 君                             二十四番  広 瀬 安 弘 君                             二十六番  小 室 義 明 君                             二十七番  白 木   博 君                             二十八番  小 島   香 君                             二十九番  沢 野 美 得 君                             三十 番  足 立   匡 君         ──────────── ● ───────────── 〇欠席議員(なし)         ──────────── ● ───────────── 〇欠員(二名)                             十七 番                             二十五番         ──────────── ● ───────────── 〇説明のため出席した者の職氏名                       市長          平 野 喜八郎 君                       助役          白 木 昭 二 君                       収入役         横 山 恒 雄 君                       企画財政部長      加 藤 経 夫 君                       総務部長        川 島 英 明 君                       市民部長        広 瀬   実 君                       健康福祉部長      牧 田 正 明 君                       経済環境部長      山 口 仙 司 君                       建設部長        清 水 信 義 君                       都市計画部長      仲   弘 智 君                       水道部長        川 嶋 淳 右 君                       選挙管理委員会監査委員事務局長                                   坂 井 義 弘 君                       教育長         浅 野 弘 光 君                       消防長         三 瓶 準 一 君                       企画財政部次長財政課長                                   小 森 利八郎 君                       総務部次長総務課長  飯 田 哲 夫 君                       選挙管理委員会委員長  宮 田 徳 邦 君                       代表監査委員      坂 井 達 之 君                       教育委員会委員長    酒 井   武 君           ─────────── ● ─────────── 〇職務のため出席した事務局職員                       議会事務局長      喜多川   紀                       総務課長        金 武   久                       主任主査総務係長   酒 井 吉 則                       主任主査議事調査係長 小 川   周                       主査          山 下 幸 二                       書記補         奥 山 善 子           ─────────── ● ─────────── (開会式) ◎議会事務局長喜多川紀) 御起立をお願いいたします。  ただ今から平成七年第四回各務原市議会臨時会開会式を行います。 ◎市長平野喜八郎君) 連日の大変な猛暑の中を御用繁多市議会議員の諸先生方が御出席をいただきまして、平成七年第四回の臨時会をもてますことを、大変厚く御礼申し上げます。  今さら申し上げるまでもございませんが、高齢者方々並びにお体に御障害をお持ちになります方の福祉は、現状のような深刻な不況下であればあるだけに一層御配慮してさしあげなければならないと、かように考えております。こういった観点から準備が整いましたので、申しわけございませんが、九月の定例会を待たず今回の臨時会をお願いした次第でございます。何とぞ格別の御理解を賜りますように、お願いを申し上げます。 ○議長沢野美得君) おはようございます。ことしは御案内のとおりに、戦後五十年、半世紀がたちまして一つの節目の年でございます。御承知のとおりに、五十年前の八月六日、九日には広島、長崎で原爆が投下されまして、三十万人の人が亡くなり、そして今なお三十万人以上の人が被爆の後遺症に悩んでおられます。戦後になりましても、シベリア等へ数十万人が抑留されて、六万人とも七万人ともいわれる方々が亡くなられたと。一方では、先般スミソニアン博物館でエノラ・ゲイという機長の母親の名前を取ったB29に関連いたしまして、資料展退役軍人等の妨害と言いますか、反対で中止になったということも伺っておりますが、いろいろ見方もあるわけでございますけれども、現在世界には四万発の核兵器が現存いたしておりまして、人類はもとよりすべての生物が消滅するような威力があるわけでございます。一方では、中国とか、またフランスが核実験をしようということで、国際的な反対世論も高まりがあるわけでございます。各務原市は平和の日を制定をいたしておりますので、一市民として五十年たった今日しみじみと感じるところが大きなものがございます。  さて先ほど、きょうは市長が申し上げましたように、臨時会福祉の里の工事関係等、三案件ございますが、慎重に審議をいただきまして、適正な議決を賜りますよう、お願いいたしまして、ごあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。 ◎議会事務局長喜多川紀) これをもちまして開会式を終わります。  御着席をお願いいたします。         ──────────── ● ───────────── (表彰状伝達式) 一、全国市議会議長会表彰  一般表彰(十年) 阿部靖弘君、川島勝弘君、長縄博光君、河田久和君 一、岐阜県市議会議長会表彰  一般表彰(十年) 阿部靖弘君、川島勝弘君、長縄博光君、河田久和君         ──────────── ● ───────────── (開会) 時に午前十時十三分 ○議長沢野美得君) ただ今から平成七年第四回各務原市議会臨時会開会し、本日の会議を開きます。         ──────────── ● ───────────── ○議長沢野美得君) 日程に入るに先立って、諸般報告職員にいたさせます。
                ──────────────────── (職員報告) 一、議案提出    市長から本日付をもって、議第五十七号から議第五十九号までの三案件提出がありました。 一、専決処分報告    市長から、地方自治法第百八十条の規定により、損害賠償の額を定めることについて専決処分した報告が一件ありました。    内容については、お手元に配付した写しのとおりであります。 一、例月出納検査報告    監査委員から、平成六年度五月分及び平成七年度五月分の例月出納検査を執行した結果を、地方自治法第二百三十五条の二第三項の規定により報告がありました。    内容については、省略させていただきます。             ──────────────────── ○議長沢野美得君) 以上で諸般報告を終わります。         ──────────── ● ───────────── ○議長沢野美得君) 本日の日程はお手元に配付したとおり定めました。         ──────────── ● ───────────── △第一、会議録署名議員指名議長沢野美得君) 日程第一、会議録署名議員指名を行います。  本日の会議録署名議員には、会議規則第八十条の規定により議長において、二十六番 小室義明君、二十七番 白木博君の両君を指名いたします。         ──────────── ● ───────────── △第二、会期決定議長沢野美得君) 日程第二、会期決定議題といたします。  おはかりいたします。今期臨時会会期は本日一日と定めたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長沢野美得君) 御異議なしと認めます。よって、今期臨時会会期は本日一日と決しました。         ──────────── ● ───────────── △第三、議第五十七号から第五、議第五十九号まで ○議長沢野美得君) 日程第三、議第五十七号から日程第五、議第五十九号までの三案件を一括し、議題といたします。             ────────────────────                   【議案掲載省略】             ──────────────────── ○議長沢野美得君) 職員の朗読を省略し、提出者説明を求めます。  市長 平野喜八郎君。   (市長 平野喜八郎登壇) ◎市長平野喜八郎君) 平成七年第四回各務原市議会臨時会提出いたしました議案につきまして、御説明申し上げます。  今回提出いたしました議案は、心身障害者(児)等のための総合施設となります「(仮称福祉の里」の建設に伴う工事請負契約締結に関するものでありまして、今年度は、総合施設のうち、地域福祉センター及び精神薄弱者更生施設建設を行うものであります。  まず、議第五十七号は、(仮称福祉里建設工事に伴う建築工事を十一億四千三百三十万円でもって、大日本・日鋼建設工事特別共同企業体と、  議第五十八号は、(仮称福祉里建設工事に伴う機械工事を四億五千三百二十万円でもって、川崎・大和建設工事特別共同企業体と、  議第五十九号は、(仮称福祉里建設工事に伴う電気工事を二億五千七百五十万円でもって、沖・各務原建設工事特別共同企業体とそれぞれ指名競争入札の結果に基づきまして、工事請負契約締結しようとするものであります。  以上で、提出議案説明を終わらせていただきますが、よろしく御審議の上、ぜひ御賛意を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長沢野美得君) 以上で説明は終わりました。  なお、質疑発言通告書は、本日午前十時四十五分までに提出ください。  これより議案精読のため、午前十一時まで休憩いたします。 (休憩) 時に午前十時十七分         ──────────── ● ───────────── (再開) 時に午前十一時二分 ○議長沢野美得君) 休憩前に引き続き会議を開きます。         ──────────── ● ───────────── ○議長沢野美得君) これより質疑を行います。質疑通告がありますので、発言を許します。  二十二番 森縋君。   (二十二番 森縋君登壇) ◆二十二番(森縋君) 発言のお許しをいただきましたので、提案をされております議第五十七号、五十八号、五十九号の三件について質疑をさせていただきます。  それぞれ福祉の里の建設三つ共同企業体建築工事機械工事電気工事に分けて発注をされる案件でございますけれども質疑の第一点は、まずこの発注をされる三件の建物、あるいはその設備関係を含めて、いわゆるこの建物が九年の二月二十八日に完成をして市に引き渡されるということになりますと、その後は、市が維持管理していくことになるわけですから、当然この維持管理をする、その観点からこの建物についても十分きょうまでの段階で検討してこられた、こういうふうに私は思うわけでありますけれども建物の、いかにランニングコストを安くするのか、市は今日まで幾つかの施設維持管理をおるわけですから、そういった建物維持管理をしてきた経験や反省などが、十分この今回発注される施設の中で反映がされているのかどうか、当然この観点から今まで市の施設管理してきた市の管財課などが中に入ってですね、検討が十分なされたというふうに私は思いたいわけでありますが、その点はどういう経過があったのか、具体的な内容等もありましたら、お答えをいただきたいと思います。  二つ目は、この契約される建物の簡単な平面図を見せていただいたわけですけれども、いわゆる施設の完成した後、市が引き受けた後の運営をだれがやっていくのか、話によりますと、市の直営だとかあるいは事業団だとかという話を聞きますけれども、やはりその施設運営者によって、施設の組織や管理棟に配置される管理職員も変わってくるわけでありますから、その点ですね、管理棟の中でどのように考えられているのか、このことが二つ目でございます。  それから三つ目は、この建物はどこに建設するのかという、場所が入っておりません。いろいろお聞きしている中では、福祉施設にはふさわしくない地名だというようなこともお聞きをいたしておりますが、どういうこの施設の設置される場所地名になっているのか、その三点を質疑をさせていただきます。以上です。 ○議長沢野美得君) 総務部長 川島英明君。  (総務部長 川島英明登壇) ◎総務部長川島英明君) 今回の福祉里建設についてのお尋ねでございます。 一番にございました現在今まで市がいろいろ施設等建設いたしまして、それの管理を通じて、いろいろ得たノウハウがあると思われると、そういう中で今回の施設にどのように生かされておるかと、こんな質疑の趣旨であったかと思っております。大変実際的、実務的と申しますか、細かいことで御配慮いただいておりまして、恐縮でございますが、これは一般的にどうしても設計会社委託いたしますと、どうしても建物のデザインというようなこと、あるいはグレード等に重点がいきまして、ややもすると施設関係についてはおろそかといっては何でございますが、どうしても力が抜けるということもありまして、皆様方も御承知のように、現在今まででかしております施設についても空調、あるいは電気等についていろいろ反省せなきゃいかんことが多いわけでございますが、今回はそういうことを踏まえまして、実は例えば体育館、体育施設ができますが、体育施設水銀灯とか照明でございますが、これなどもオートリフターで一応十五メートルの上下が自動的にできるような施設にすることによりましての、球切れの、職員での交換ができるようにするとか、あるいはエアコン等につきましても、この庁舎は実はセントラルヒーティング式でございまして、地下にございまして、一つの階で使うためにも全館が冷暖房すると、非常にある意味での効率の悪いというのか、非能率な点があるわけでございますが、今回はそういうことも踏まえまして、現在計画いたしておりますところのデイサービスセンター、それにリハビリ室屋内運動場、あるいは会議室ボランティアルームもあります。あるいは、精神薄弱者更生施設等こういうもの、それぞれの空調設備にいたしまして、いわゆる効率的な運用を図りたいとこんなようなことで、従来いろいろ経験する中で、不便とかあるいはもったいないと思うようなことで、職員が従来感じてきたことを今回の設計の中では生かしておると、このように考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。以上でございます。 ○議長沢野美得君) 健康福祉部長 牧田正明君。   (健康福祉部長 牧田正明登壇) ◎健康福祉部長牧田正明君) 私から、二点についてお答えをさせていただきます。  最初に建設場所地名の御質疑でございましたが、ここの敷地約六ヘクタールでございますけれども、その地名は、大田と、稲田地獄とこの三つ地名からなっておりまして、大田が約五割以上の面積を占めておりますし、稲田が四割ほど面積を占め、そして地獄というのが一割ほどの面積を占めております。今回お願いしております建設場所につきましては、すべて大田ということになっておるわけでございますが、私ども補助金申請等すべての書類にも現在は大田外何筆ということで書類提出しております。しかしながら、いずれにしましても、全部で百三十九筆という大きな筆になっておるわけでございますから、現在は合筆をして、そして統一した考え方でいきたいと、そして合筆した場合の地名名前につきましては、やはり地元とのいろいろの経緯がございますので、できるなら私ども大田という名称を使いたいなという考えは持っておりますけれども、これにつきましては、関係とも調整をしながら、今申し上げましたように統一して合筆していきたいとそういう考えでございます。  次に、施設運営あるいは管理についてということでございますが、御承知のように、平成元年に請願が二万人以上の市民皆様方から出されまして、議会でも御決議をしていただきまして、ここに、いわゆる福祉の里が建設する運びになったわけでございますから、多くの市民皆様方に利用していただきたいという考え方で、どのような管理運営が一番適切であるかということで、我々内部では調整をいたしておるわけでございまして、森議員さんが質疑されましたように、まず市の直営方式、あるいは委託方式委託には社会福祉法人委託、あるいは社会福祉事業団設立に伴う委託方式。あるいは市が一部を管理し、一部を委託するというような方法考えられるかと思いますが、いずれにしましても、行政の、いわゆる公的な責任の立場でやらざるを得ないという感じを持っておりますから、その点につきましては、内部で現在検討いたしておりまして、先ほど申しましたように、市民皆様方福祉の里として施設はもちろんのこと、いわゆる公園的な要素を持っておりますから、そのすべての面で利用しやすい方法で検討していきたいと、かように思っております。もちろん事業団等設立になりますなれば、条例の制定ということも必要になってまいりますから、議会皆様方の御理解もいただかなければならないと、かように思っておりますので、よろしくお願いいたします。   (「議長、再質疑」と呼ぶ者あり) ○議長沢野美得君) 二十二番 森縋君。 ◆二十二番(森縋君) いわゆる施設のきょうまでの維持管理をしてきた、そういった経験が例えばエアコンについては、それぞれの部屋が独立をした形で使えるというようなこと、あるいは電球を取りかえるときにですね、市内のある施設では電球の代金は五千円だけれども、その電球をかえるのに、足場を組んでやると、十何万かかってしまう。したがって、そのままになっているというような、こういう反省が生かされているという説明がありましたけれども、特に部長も答弁がありましたように、設計業者というのはデザインを重視する余りにですね、一番建物の生命である給排水の設備等がですね、建物の中へ内蔵されてしまう。そうすると今度当然建物で、一番修繕等が必要になるのは給排水等や雨漏りが多いわけですけれども、その場合によく私どもが担当から聞くのには、「こんなやりかたを、つくるときに考えてくれればもっと安くて済んだのに」というような話をよく聞くわけですが、そういった給排水、雨漏りなんかの施設維持管理上の配慮というようなものについては、私どもはもっと建設の時点で、そのことが十分検討をされておかなければいけない、こういうふうに話としてよく聞くわけですけれども、その面の検討も含めて今部長から具体的に、この市役所は、この間の選挙のときでもそうですが、ロビーを使うために五階までエアコンをいれなければならない、あるいは電球のことも申し上げたわけですが、それ以外の給排水や雨漏りなんかの雨の対策、いわゆる屋根ですね。なかなか鉄筋の建物は雨が漏ると原因がわからないというようなことで、大変な維持費、修繕費がかかるということですが、そういった面の検討も含めてどうだったのか、お聞きをしておきたいと思います。以上です。 ○議長沢野美得君) 総務部長 川島英明君。 ◎総務部長川島英明君) 御指摘がございましたように、実は給排水等につきましては、これは景観的なことも含めまして、建築としてはやはり余り外へは出したくないというのが、一般的でございまして、今回も実はパイプにつきましては、パイプシャフトを設けまして、その中へ並列的に配置するというような方法をとっております。クーリングタワーにつきましては、屋上に一応上げまして、点検修理等もしやすいというようなことで、若干美観的にはいろいろございますが、屋上配置というようなことでやっております。それと屋根でございます鉄筋コンクリートの場合、従来の平屋根の場合が多いわけでございましたが、御心配をいただいておりますように、大変いわゆる屋根の水漏り、雨漏りというのが、非常にケース的に多いということもありまして、今回は陸屋根にいたしまして、シート防水というような方法で、こういうことを解決したいと、こんなことで予定をいたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長沢野美得君) これをもって質疑を終結いたします。         ──────────── ● ───────────── 一、委員会付託省略(第三、議第五十七号から第五、議第五十九号まで) ○議長沢野美得君) おはかりいたします。ただ今議題の三案件については、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   (「異議なし」との声あり) ○議長沢野美得君) 御異議なしと認めます。よって、ただ今議題の三案件については、委員会付託を省略することに決しました。         ──────────── ● ───────────── ○議長沢野美得君) これより討論を行います。討論はありませんか。   (「議長、二十二番」と呼ぶ者あり) ○議長沢野美得君) 二十二番 森縋君。   (二十二番 森縋君登壇) ◆二十二番(森縋君) 提案されました三件について、討論をさせていただきます。今回発注されます事業は最終的には土地代、建築工事、公園整備も合わせますと、総額で四十二億円を超える、こういう大きな事業費が見込まれている事業であります。建物については、請負業者共同企業体三社に十八億五千四百万円で発注をされるわけであります。この発注されたのが、九年の二月二十八日に完成し、市が引き渡しを受けることになるわけです。そこで大事なことは、非常に大きな事業費をかけて行う事業でありますが、今建築が進んでおります航空宇宙博物館の、私は先般視察をさせていただいたわけですが、雨が降った後に、その翌日でありましたけれども、屋根に雨が何カ所も残っている、このことを社会クラブはその場で指摘をしておきましたから、その状態については御存じだと思いますが、こういう設計監理でどうして市は放置しているのか、これからこの問題をどうされるのか、見守りたいと思っているところであります。福祉の里も市が信頼し、随意契約で設計発注された石本建築事務所でありますが、この後当然監理もされることになると思いますが、先ほど申し上げたように鉄板ぶきの屋根に雨がたまる、こういう初歩的なミスを放置するような設計監理にならないように、きちんとして指導をしていただくようにお願いをしておきたいと思います。  それから、九年二月二十八日に完成をして、予定では四月一日から地域福祉センター精神薄弱者更生施設が開所の予定となっておりますが、待たれております施設の完成後の運営をどうするのか、ソフト面でありますが、この間、行政改革推進委員会に諮問されました事務局案を見せていただきましたところ、今、福祉部長から答弁のあったように直営事業団への委託について検討をしている、これはずいぶん半年以上前と全く変わっていないのであります。また、大変建設される場所が不便なところになるわけでありますから、その利用者のための足をどうするのか、このこともそれぞれこの本会議でも心配をされておりましたが、この議案の精読期間中に私がお聞きしたところによると、路線バス、専用バスの市内循環方法などを検討する、いわゆるソフト面では、もう九年の四月にオープンしなければならない施設ですが、肝心な部分がこの六カ月、あるいはそれ以上前から検討しているということで具体的な前進が全くしていない、こういう状況でこれだけ大きな事業が十分期待されるような施設として運営ができていくのか、こういう心配をするわけであります。非常にハード面は市が予算を組んで、業者に発注をすれば時間がたてば、完成をしてくわけですが、その一方ソフト面である、その後の運営については、非常におくれと言いますか、熱意に欠けている部分を指摘せざるを得ないのであります。  最後に、申し上げておきますけれども、四十数億の事業費を投入して、建設される施設であります。運営については、市が責任を持って利用者が喜んでもらえる方法として市の直営以外にないと考えます。現在、各務原市には事業団はありませんが、運営委託する考えも検討されている、こういうふうにお聞きをしておりますけれども福祉施設の効率的な運営はなじまない、このように私自身は考えております。また、利用者のためにもならない、こういう立場から運営委託については反対である。このこともあわせて申し上げて、私のこの施設の建築に対する三件についての賛成討論を終わらさせていただきます。 ○議長沢野美得君) これをもって討論を終結いたします。         ──────────── ● ───────────── ○議長沢野美得君) これより採決を行います。  おはかりいたします。議第五十七号から議第五十九号までの三案件を原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。   (賛成者起立) ○議長沢野美得君) 起立全員であります。よって、議第五十七号から議第五十九号までの三案件は原案のとおり同意されました。         ──────────── ● ───────────── 一、閉会 ○議長沢野美得君) 以上で今期臨時会に付議された事件はすべて議了いたしました。よって、本日の会議はこれをもって閉じ、平成七年第四回各務原市議会臨時会を閉会いたします。 (閉会) 時に午前十一時二十三分         ──────────── ● ───────────── (閉会式) ◎議会事務局長喜多川紀) 御起立をお願いいたします。  ただ今から平成七年第四回各務原市議会臨時会の閉会式を行います。 ◎市長平野喜八郎君) (仮称福祉の里の建築初め三工事の契約につきまして、ただ今御同意を賜りまして、ありがとうございました。  福祉に対する議員の諸先生方の温かい御気持を生かすべく福祉里建設につきましては、賢明の努力をしてまいりますので、今後ともによろしくお願いいたします。  本日は、まことに酷暑の中、御出席いただきまして、御熱心に御討議いただき、御同意いただきまして、ありがとうございました。 ○議長沢野美得君) 臨時会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。
     ただ今福祉の里の三議案すべて議了いたしました。質疑、また討論の中で、管理とか運営面までも言及されました御意見等が出ましたわけでございますが、執行部に当たりましては、慎重に執行されることを願い、また福祉の里がいよいよ建設されるわけでございますので、皆様方と立派に完成されることを祈念したいと思います。  なお、きょうは全員御出席いただいたわけですが、暑さもしばらく続こうかと思います。執行部、議員の皆様方、なお一層の御自愛いただきまして、御活躍を心から念じまして、閉会の言葉にかえさせていただきます。ありがとうございました。 ◎議会事務局長喜多川紀) これをもちまして、閉会式を終わります。         ──────────── ● ─────────────  右会議録の正当であることを認め左に署名する。                    各務原議会議長      沢 野 美 得                    各務原市議会議員      小 室 義 明                    各務原市議会議員      白 木   博...